リアボックスは便利なんだけどスタイルを崩すし野暮ったいデザインの物ばかり。
ツーリングや普段使いに荷物の積載が出来たらなー。といろいろ探したけど見た目を気にしつつ積載量を確保するならソフトバッグしか選択肢がない。
今回はタナックス最小シートバッグであるミニフィールドシードバッグ MFK-100を購入したのでレビューしたい。
ちなみにタナックス最大シートバッグであるキャンピングシートバッグ2 MFK-102も購入しているのでその内レビューする。
ミニフィールドシードバッグMFK-100仕様
色 :ブラック(型番違いで他色有)
材質 :1680Dナイロン+PVCレザー
サイズ:200(H)×370(W×300(D)mm(最小時)
200(H)×510(W)×300(D)mm(最大時)
※横(W)サイズはサイドポーチを含む。
容量 :19~27リットル
最大収納量 :7.0kg
部品構成 ・Kシステムベルト×1 ・レインカバー×1 ・接続バックル×1 ・ショルダーベルト×1
リアシートに通すだけのKシステムベルト採用。使わない時はシート下に収納しておけばOK。
Amazonで購入したんだけどバッグの内装を固定しているハトメ金具が一つ外れていた。返品交換品を依頼したが交換品に不良個所は無かった。
品質管理が出来てないのか?購入時は不具合チェックした方が吉。
収納・機能
収納
拡張機能
荷物量に合わせて拡張可能。ただし横長くなるのでリアシートからはみ出して垂れ下がる。キャリアやグラブバーを装着していれば,その分横幅が確保されるので拡張しても問題ない。
拡張前の横幅は2Lのペットボトル1本がギリ入る程度。拡張後は写真の通り10cm以上の余裕が出来る。
メッシュポケット・荷崩れ防止ベルト
バッグの蓋部分にメッシュポケット搭載。地図やタブレットの収納に便利
バッグ内には荷物が少ない時でも荷崩れしないように固定ベルトが搭載されている。
サイドポケット
両サイドにポケットがあり,財布やタバコを入れるのにピッタリ。
片方にはバッグのレインカバーとショルダーベルトを入れておく。
ドリンクホルダーも両サイドにくっ付いている。
ホールディングコード
バッグの上にさらに荷物を置きたい場合はゴムのホールディングコードが使用できる。
寝袋マット位なら固定出来ると思うけど,このバッグをキャンプに使うにはかなり小さい。
濡れたカッパを引っ掛けて乾かす位の使い方に向く。
その他機能
Dリング
バッグの至る所にDリングが付いており,ネットを掛けることが可能。これが非常に便利でネットは常に付けている。
ツーリング先でジャケットを脱いでネットの中に入れたり,1泊ツーリングでリュックを固定したり使い勝手が非常に良い。
底面滑り止め加工
タナックスのバッグは底面に滑り止めのPVCレザーが付いている。別途滑り止めゴムシートを購入しなくて良いので有難い。
ショルダーベルト付き
持ち運ぶ用にショルダーベルトが付属しておりD環部分に取付可能。
バッグ本体に取手が付いているので,基本的には使わない。
非防水バッグなので注意
レインカバーが付属しているが被せるだけで固定出来ないので簡単に飛んでいく。
写真の様に下まで被せられたら良いんだけど,実際はシートに固定するためにバックルを取り付けるので下まで被せられない。
バックルを通す穴を空けてくれれば良かったのに。
取付方法
リアシートを取り外して,Kシステムベルトを通す。
バッグを乗せてバックル固定後,ベルト長さを調整するだけ。とても簡単。
使用レビュー
取り付けるとこんな感じになる。見た目はスマートでバイクのデザインを損なわない。
容量は日帰りには十分。高速道路を200km以上走行してもズレることは無い。
但し,バックルが貧弱なので耐久性は低いかも。このサイズならそんなにキツく固定する必要なさそうなので最近はベルトを緩めに締めている。
日帰りツーリングに十分な容量
雨合羽,防寒着,飲み物を入れるには十分な容量。帰りにお土産を買ったなら拡張すれば容量も増える。
万能すぎて特に荷物が無い時も取り付けている。それくらい便利。
リアキャリアを取り付けてボックスも取付が出来るようにしたけど,やっぱり見た目でこちらを採用することが多い。
1泊2日のホテル泊ツーリングには若干容量が足りないのでDリングにネットを取り付けてリュックを固定した。
ホテルでの着脱も簡単でサッと外してチェックインできる。
鍵が欲しい
バイク用品は高価な物が多いしジャケットも数万円する。ツーリング先でバイクから離れる時にバッグを持って行きたくない。そうなるとロック機能が欲しくなる。
先人達はワイヤー南京錠をチャック部分へ,自転車用ロックをバッグ本体へ取り付けて防犯対策をしている。
ただチャックなんて簡単に壊せるし,貴重品を入れない事が最大の防犯対策か。
ヘンリービギンズもあり
ヘンリービギンズは縦幅が小さい代わりに横幅が大きい。バイクシートが細い場合はタナックスが良い。
でもカッコよさはヘンリービギンズに軍配が上がると個人的に思う。
あとヘンリービギンズには止水ファスナーを使用した防水モデルが存在する。
ただし拡張機能が無く,値段も1.5倍と一長一短。
まとめ
「ちょっとそこまで」用途にはベスト。着脱も簡単で値段もリーズナブル。バイクデザインを損なわずにスタイリッシュな外観を保ってくれる。
ベストセラーとしてライダーに長年愛されるだけのポテンシャルがある商品だ。
拡張なしで良いなら防水のヘンリービギンズ。ついついお土産買っちゃう人はタナックスが良い。