9日目は秋田県大仙市にある「道の駅 なかせん」から。夜は冷えるので寝袋の内側に張るカイロを使用。
効果抜群で寒さを感じず寝ることができた。ただ,車中泊を9日間も続けると常に疲労が溜まった状態になる。
次回はホテル泊を混ぜて休養日を設けたい。
秋田県は日本海側に「なまはげ」で有名な男鹿半島や寒風山,内陸には乳頭温泉や玉川温泉がある。
結構,面積の大きい県で一日ですべてを観光するのは難しい。
今回は内陸側を観光する。沿岸部は次回の楽しみにしよう。
田沢湖
日本百景に選ばれている田沢湖を見に行く。今日は曇りで景色は残念。風景を売りにしている観光地は天候に左右されまくるので仕方がない。
アクセスは車又はバスで行くしかない。湖畔に沿って車でドライブも気持ちが良かった。
湖畔沿いにキャンプ場も有ったので夏場はキャンプも楽しめる。
日本最深の湖
田沢湖は日本で最も深い湖で423.4mも水深がある。めちゃ深いな。水面は空を写すので晴れていればさぞ美しいだろう。
夕日を写して茜色に染まることもあるのだとか。
御座石神社(ござのいしじんじゃ)
湖に建つ真っ赤な鳥居が特徴的な神社。
なんと,あのたつこが飲んだという泉の水があるとかないとか。たつこは田沢湖の水を飲んで龍となり永遠の美貌を手に入れている。
美貌成就の神社なので可愛くなりたい人は是非参拝してみては。
名湯県 秋田
秋田県は自然豊かな環境を活かした名湯が県内いたるところにある。
旅行に行くならどんな地域でも満足ゆく温泉に巡り合えると思う。
乳頭温泉郷
秘湯なのに,みんな知っている。実は田沢湖から結構近いので今回はここに行くことに。
乳頭温泉郷は7つの宿に7つの湯があり宿泊者は湯めぐり帖を購入すればすべての湯を楽しめる。
予約は数か月前からすべて埋まるほど人気なので,ここに泊まることが目的でなければちょっと厳しい。
調べていると,日帰りは入浴時間15時までだった。移動時間を加味するとギリギリの時間になってしまう。
今回は断念。次回宿泊でリベンジしたい。
日本一の強酸性 玉川温泉
pH1.2。これだけでどれだけヤバいか分かる。
玉川温泉も有名どころなのでここに行こう。山道を走ること約1時間,所々に新雪が積もる玉川に到着。
川沿いに湯気が立ち上る風景は圧巻。
岩盤浴場としても有名みたいでゴザを敷いて寝てる人も結構いる。
玉川温泉はpH1.2 98℃の源泉に加水も加温もせず使用している。
強酸性ヤバめ
玉川温泉は冬季は休業する。残念ながら休業期間に入っていたので今回は姉妹館の新玉川温泉を訪れた。
まあ2km隣なんだけどね。玉川温泉が旅館,新玉川温泉がホテルって感じ。
源泉100%・50%・弱酸性の3つの浴槽がある。肌の弱い人は100%には入らない方が良い。
本来100%の湯は5分までの入浴が推奨されているらしいが,そんなこと知らずがっつり浸かってしまった。
この日以降,全身日焼けみたいにヒリヒリして化粧水と乳液を全身に塗りたくる日々が続いた。
冬季一般車両通行止め
12/1~4月頃までは一般車両の通行が禁止される。
冬に玉川温泉に行くならば自家用車を停めてバスで行くしかないので注意。
北へ移動
温泉も堪能?したし,明日は北海道入りしたいのでひたすら北上する。
途中道の駅によって秋田グルメを堪能したかったのにことごとく定休日だった。比内地鶏,きりたんぽ,稲庭うどん,ハタハタなど秋田のグルメは結構有名だ。特にきりたんぽ食べたかったのに…
ひたすら北上して,フェリー乗り場が射程圏内に入った所で本日は終了。
まとめ
本日は道の駅なみおかに宿泊。ついに本州最北の県に到着。下道だけで本州縦断に成功したやったぜ。
明日は朝早いのでもう就寝する。
走行距離:225.1km
昼食:630円
夕食:944円
新玉川温泉:800円
ガソリン代:4875円