【日本半周】仕事辞めて車中泊で一人旅【5日目】

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日本半周5日目は福井県越前町から開始。明け方は雨が降ってたので天井に当たる雨音を聞きながらの起床となった。

まずは宿泊地にさせてもらった道の駅 越前を散策しよう。

目次

複合観光施設「道の駅 越前」

この道の駅は道路を挟んで温泉・プール・体育館・アンテナショップ・博物館が並んでいる。大きな施設のようで小さい所なので,複合観光施設を名乗っているが1日遊ぶつもりで来ると時間を持て余すことになりそう。

越前がにミュージアムの隣には市場が並んでおり,美味そうな朝獲れのズワイガニが並んでいる。時期がまだ早いので大物は少ない印象だった。

朝からお客さんで大賑わいだな。いつか冷凍してない生ズワイを食べてみたい。

ぼちぼち越前町を出発しよう。

禅の道場 永平寺

福井といえば永平寺,永平寺といえば福井。ということで,永平寺へ行くことに。

東尋坊にも行こうかと思ったんだが,何度も行った事あるし崖しかないので今回はスルー。

福井県の山奥永平寺町に立たずむこの寺院は曹洞宗の大本山である。

1244年から続く永平寺では今も多くの修行僧が悟りを開くための教えを学ぶ。

正直宗教には全く関心が無いのだが,神社仏閣はその地域の過去や風習がよく分かる。例えば天災や疫病が多い地域にはそれに纏わる寺が多く,人口密集地は神様を偶像崇拝させ民意をコントロールしているように感じる。

そういう考え方で日本の神社仏閣を巡ると歴史を感じることが出来て面白い。

大観光スポット 永平寺

福井県は観光地が少ない。行くとすれば「あわら温泉」・「恐竜博物館」・「東尋坊」・「永平寺」しかない。恐竜博物館以外全部行ったが,一番のお勧めがこの「永平寺」。

寺へと続く道の両側にはお土産屋や食事処が並んでいる。紅葉した鮮やかな木々が立ち並ぶ参道を進むと受付がある。

参拝料は500円。

案内は僧侶

写真撮影は修行僧以外はOKという大判振る舞い。音を出す行為は禁止。受付から中に入ると広間があり,30分間隔位で案内人が来てくれる。

その案内人は修行中の僧侶だ。その人について行くことも自由に見て回ることもできる。ついて行った方が,より詳しく聞けて良い。

私は途中ではぐれてしまった。説明のペースが結構早いからどんどん先に進んでいく。参拝順路が各所に掲示されているので特に迷うことなはい。

傘松閣天井

144人の画家によって描かれた計230枚の日本画。ほとんどが花鳥風月の絵だが5枚だけ違うものが描かれている。見つけると願いが叶うというメルヘンな天井だ。

ここで案内人に置いて行かれた。何時までも見ていたくなる天井だ。

答え合わせも出来るぞ。

昼食は一休

駐車場はどこも有料だが,土産や食事の割引券を付けた独自サービスで差別化している。食事するなら行きたい店の駐車場を借りよう。

今回は一休さんにした。

胡麻豆腐はうまい

ほとんど食事の写真は撮っていないんだけど,今回は気まぐれで撮っていた

福井県よくばりセットだな。ソースかつ丼,おろし蕎麦,胡麻豆腐。

全部うまいけど胡麻豆腐は感動した!元は僧侶がタンパク質を取るための精進料理らしいけどマジうまい。

クリーミーで舌ざわりが良く上品な甘みの豆腐に胡麻の風味が香ばしく香る。豆腐なのにデザート。福井に来たときは是非ご賞味あれ。まじウマい。

さて次の目的地に行こう。

霞ヶ城 丸岡城

丸岡城に来た。影の薄い福井県で更に姿を隠そうとする丸岡城。合戦になると霧で姿を隠すことから別名「霞ヶ城」と呼ばれる。

さっき行った永平寺が福井No.1なので,その後だと観光地としての魅力もなおさら霞む。

そんな丸岡城を散策してみた。

公園としてならアリ

丸岡城周辺は霞ヶ城公園として整備されている。駐車場無料だし,桜や紅葉が植えられているので四季折々の景色を望めるだろう。秋はこんな感じで紅葉が鮮やか。そういえばモミジとカエデの違いが分からない。いつか見比べたいな。

春は400本のソメイヨシノが咲き誇りライトアップされる。最高じゃないか。

城は…

せっかくなので天守にも入ってみた。入場料は450円で内部は3階建て。

あえて言おう無駄であると。金の無駄であると。城好き以外が入ってはならない。

外から眺めるだけで十分造形の美しさは楽しめる。金を払ってまで薄暗く狭い城内を歩く必要はない。金を払ってまで急な階段を登り,頭をぶつける必要はない。

小城なので10分で終わる。いらん。

颯爽と丸岡城を後にして,残り時間で北上しよう。

総湯 和倉温泉

石川県の能登半島まで北上した。時刻は夜だ。

1200年変わらない湯

石川県七尾市の和倉温泉に行ってみた。総湯というのは,共同浴場の事らしい。いわゆる銭湯のこと。

この和倉温泉は1200年変わらずに湧き出ているという。しかも440円と安い。

源泉は92度も有るらしく,熱交換器で減温後に湯舟に給水している。加水はしていないが,源泉かけ流しではない。

天井がものすごく高く開放感のある大きな内湯が印象的な温泉だった。

危険な夜道

北陸は夜になると灯りも少ない。田舎の夜道は鹿が飛び出してくるのでほんと怖い。

ラジオで北朝鮮と思われる木造船が海岸に打ち上げられて乗組員は行方不明というニュースが流れていた。

北陸では日常なのだろうか。

まとめ

5日目はここまで。宿泊地は道の駅 能登食祭市場。

走行距離:204km

昼食:900円

夕食:601円

和倉温泉 :440円

観光・駐車場など:1350円

計:3291円

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