10日目。早朝6時前に起床して北海道を目指す。今回は青森市から出航する青函フェリーに乗船する。
北海道へ車で渡るには基本的にフェリーしか交通手段が無い。フェリーは青函フェリーと津軽海峡フェリーの2社が運航中。
津軽海峡フェリーは旅客船,青函フェリーは商用船という感じで安いのは勿論,後者になる。青函フェリーはネット予約可能なので秋田県にいる内に確保しておいた。
車種や時期にもよるけど今回は片道11,500円だった。
さて,いよいよ北海道だ。
試される大地-北海道
「試される大地」北海道庁が公募の中から決定したこのキャッチフレーズは北海道の代名詞となった。
全国のライダーは試される大地を制覇する事を生涯の目標と定め,日々ライディングスキルの研鑽を行う。
そして今日,住所不定無職の三十路が試される大地へ挑む。コンパクトカーで…
本日休息日
船に揺られる事,約4時間函館に到着。以外と時間かかるよなぁ。船酔いする人は酔い止めが必要だろう。
長旅には休息が必要だ。今日の移動はこの位にして,寝床の改良と洗車をする。
寝床はフラットでないと疲れが取れない。私のフィットは助手席を撤去してその部分に脚を付けた板を敷いてフルフラットにしている。
その板の脚が折れてしまった。まずはその補修作業だ。
ホームセンターで木材と釘を購入してささっと補修完了。
その後洗車と車内の掃除を済ます。
長旅の洗濯
本旅最初で最後の洗濯だ。10日目にしてやっと洗濯。前にも書いたけど衣服が多すぎた。
特に冬服は嵩張るので少しでいい。個人的には着ている分を含めて4日分あれば十分。3日ごとに洗濯が良いと思う。
今回は12着も持って来ていたから車内が狭いの何の。足りなければ現地調達で良いホント。
洗濯中にセイコーマートで昼食を食べてのんびりする。セイコーマートってコンビニなのに安くて良いよね。
小さな北海道こと函館市
函館市のポテンシャルは非常に高い。函館という町は北海道の大部分を堪能出来る。
北海道は大きすぎて全てを楽しむなら2週間は必要だ。つまり北海道堪能は無職しか出来ないことになる。
サラリーマンが北海道全域を楽しむならGWに混雑覚悟で行くしかない。
だが,函館なら北海道の魅力を全て堪能できる。一泊二日で。
交通手段が豊富
北海道は九州よりデカい。目的地までの移動が大変で例えば新千歳空港から札幌まで50km以上ある。
それが函館空港から函館駅までは15kmしかないので移動距離が短い。
函館なら飛行機の他にも新幹線・フェリー・自家用車で行くことが出来る。
市内観光なら移動距離が短いので一泊二日で大丈夫!
市内観光には路面電車での移動が楽で良い。1日乗車券が1,000円で購入できるので駐車場代より遥かに安い。
そう函館には路面電車が走っている。日本には長崎や福井にも路面電車が残ってるけど,いつも車で走る時はちょっと緊張する。
グルメが豊富
北海道と言えば海の幸。函館にはその名も「函館朝市」という市場がある。1万坪の敷地に250店舗が立ち並ぶ。朝市だけど14時まで営業しているので安心してくれ。
函館にはラッキーピエロというハンバーガーショップがあり結構おいしいとか。
今回はそんな事知らなかったので行ってない。
行き当たりばったりな旅も楽しいけど,ある程度下調べするともっと楽しいだろうな。
観光名所が豊富
五稜郭,谷地頭温泉,赤レンガ倉庫,函館山など結構見どころの多い町だ。都市景観も落ち着いた雰囲気があり,ノスタルジックでゆっくりとした旅を楽しめる。
北海道で一番楽しいのは函館市だと個人的に思う。勿論,他の場所にも良い所は沢山あるんだけど全部回るには時間が足りない。気軽に行って北海道を堪能するなら函館だ。
世界三大夜景の函館山
函館と言えば函館山からの夜景。日本のみならず世界三大夜景の1つに数えられるこの夜景は北海道いや日本を代表する夜景だ。有名だよなこの風景。
一生に1度くらい自分の体で感じて欲しい,この世界一の絶景を。
夜間マイカー禁止
山頂に行かないと夜景は見られないのにマイカーは17時以降通行禁止だった,混雑防止のため。
仕方なくロープウェイで行くが往復1,280円もする。ぼったくり過ぎだわ。
ちなみに登山道もあり約1時間歩けば山頂に登れる。
人多すぎ問題
とにかく人が多い。駐車場もほぼ埋まっているし観光客多すぎる。
夜景が見れる展望台は順番待ちの行列が出来てて中々前に進まない。
そんな中を中国人は無理やり前に進む。並んでいる人を無視して先頭に立ち我先にと写真を撮りまくる。恐るべしチャイナパワー。
日暮れ前に行くべし
基本的に混雑し始めるのは17時以降の日暮れ時から。だからそれより前に山頂に居れば良い。
何でも函館山の夜景は日暮れ時が最も美しいと言われているとか。
とにかく早めの行動をお勧めする。
まとめ
今日はここまで。下山して花の湯に入って道の駅 なないろななえにて就寝。
タイトルの通り日本半周なので旅も終盤だ。明日は東へ進もう。
走行距離:77.9km
朝食:528円
昼食:434円
夕食:1,215円
花の湯:490円
雑費:3,276円
観光費:1,380円
フェリー:11,500円