おすすめバイク用ドライブレコーダーはミツバサンコーワで決まり【EDR-21Aレビュー】

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バイクブームで巷にライダーが増えてきたと感じる今日この頃。車はドラレコが標準搭載されつつある中,バイク用のドラレコも各社がリリースしている。

もしもの事を考えるとバイクにもドラレコを搭載したい。

そこで今回,ミツバサンコーワのバイク専用ドライブレコーダーEDR-21Aを購入。約3か月使用したのでレビューしたい。

各社がリリースしているドラレコの比較記事はこちら。

目次

ドラレコの選定基準

必ず前後2カメラタイプを選択してほしい。もしもの時に死角に入っていて撮影出来てないなんてことになったら最悪だから。またバイクは車から煽られやすいので後方にカメラがあれば抑止力にもなる。

バイク用ドラレコは常に雨風に曝される。だから言わずもがな防水・防塵性能が必須となる。

保護等級IP67と書いていれば防塵6級,防水7級となり粉塵から完全に保護され水中に30分沈めても問題ないということになる。

できればIP67を選択したい。

画角

ここからは必須というほどでもないけど,選ぶ際のポイントとして覚えてほしい。

画角とは撮影範囲のことで,広ければ当然広範囲の撮影が可能。

ミツバサンコーワはドラレコとしては2023年1月時点で画角最強の162°を誇る。前後2台で脅威の324°の撮影範囲。

ちなみによく比較されるデイトナMiVue M760Dは130°なので2台で260°しかない。側方からの追突事故は撮影できない。

本体サイズ

本体とカメラが分離型の場合は本体サイズが重要となる。本体は非防水の場合がほどんどだから,シート下に収納することになる。

デイトナもミツバサンコーワも金さえ出せば本体がコンパクトなモデルを販売している。自分のバイクの収納スペースを測って入らない場合はコンパクトモデルを購入するしかない。

ミツバサンコーワEDR-21A

日本製のドラレコでSONY製センサー搭載。デイトナよりも本体寸法が大きく74.5mm×100mmとなる。

だが画角が162°なので前後2カメラ324°をカバーする。撮影範囲No.1のドラレコ。

GPSは搭載していないが,Gセンサーで衝撃録画は対応。映像はスマホアプリで確認できる。

なおGPS搭載モデルEDR-21GAもある。

本体・付属品

本体とカメラはコネクタで接続するのみ。本体と電源はバッテリー直とアクセサリー電源用のハーネスが同梱。バッテリー直は本体の時計保持用なので諦めて接続しよう。

付属品は本体予備蓋,インシュロック,MicroSD32GB,六角レンチ,3M両面テープ。

スペック


ミツバサンコーワ
EDR-21A
本体寸法74.5×100×19mm
電源電源供給型
防塵防水カメラ IP66/67
本体 IP55
画角162°
最大対応SD256GB
解像度FHD HD VGA
ファイル形式MP4 (H.264 AAC) 27.5fps

電源供給型でバッテリーは非搭載。画素数は200万でF1.8。音声録音も可能でスマホアプリにて撮影動画を見ることもできる。もちろんリアルタイムで撮影状況の確認もできる。

解像度ごとにビットレートの設定が出来てそれぞれ高,中,低を選択できる。この設定は前後カメラ共通で別々の設定は不可。

SDカードの容量別録画時間は下記の通り。

取り付け

本体と各ケーブルはすべてコネクタで接続なのでめちゃくちゃ簡単。難しいのはバイクの分解。

カウル付きの場合は前後カメラのケーブルを通すためにカウルやリアフェンダーを分解していく必要がある。バイクによってはタンクも外す必要があるので結構な大仕事。

バイクいじりが好きな人なら苦も無く出来るだろう。

本体部

非防水なのでシート下に突っ込む。固定は不要と思われる。私は元々入っていたプチプチに入れたままシート下に突っ込んでいる。

カメラ部

両面テープで固定する人は特に追加で必要なものはない。

リアカメラをナンバープレートに取り付けたい場合は追加でステーが必要。

フロントカメラはバイクによるがヘッドライト下やフロントフォークのステムに取り付けるといい感じに撮影できる。

私はフロントを両面テープ,リアをナンバーステーを使って設置している。

配線

赤線をバッテリーの+,黒線を-,青線をアクセサリーへ接続。青線のみ被覆を剥いた芯線状態で梱包されているのでギボシ端子を圧着するだけでOK。私はETC用のアクセサリー電源を分岐させて青線を接続した。

赤線は時計の時間保持のために必ずバッテリー直で接続が必要。青線に電圧が印加されると本体電源がオンになる仕組みなのでバッテリー上がりの心配はない。

赤線には3A平型ミニヒューズが入っている。

使用レビュー

ドラレコを搭載してるという安心感。これが一番大事。常に撮影しているという状態が自分の運転をより一層安全なものにする。

おかげ様で撮影データを見直す機会は今のところ無い。このまま無いのが一番だと思うがそれではレビューにならない。

私は撮れている事が一番重要だと思っているので長時間録画出来るように128GBのSDでVGAの中設定で撮影している。約34時間の撮影が可能。一日8時間乗っても4日分の記録が残る。十分な録画時間だ。

イグニッションオンで起動,システムチェック後に自動録画が開始される。スイッチを押すと手動録画が開始。他にも設定で衝撃録画も可能。

イグニッションオフで自動保存後に本体停止となる。衝撃感知機能は設定すれば自動でイベント録画が別フォルダに記録される。

耐熱性に関しては取り付けが9月なのでまだ未確認だが熱停止したことはないので多分大丈夫。

耐久性は一年ほど使用したら追記したい。

スマホアプリ連動

そもそも設定がスマホからしか出来ない。時刻設定,解像度,ビットレートの変更もスマホアプリから。WiFiを使ってスマホと連携させる。

スマホ買い替え時用の備忘録として自分用に接続方法を書いておく。

スイッチを3秒以上長押しで接続モード。工場出荷時初期パスワードは「12345678」。

画質の必要性

ドラレコをツーリングの思い出として活用している人は高画質で撮影する必要があるだろう。意外と綺麗に撮影できるけど手振れ補正機能がないので振動で画面酔いする。おすすめはしない。

となると周囲の動きや信号の色が確認できる程度の画質が確保されれば良い。自動運転用カメラが200万画素で十分な様に,この製品も200万画素で十分。

SDカードの寿命は高耐久で高価なもので3000回,安価なもので1000回が一般的。

SDの寿命を計算すると,安価な128GBのSDを使用している私の場合,解像度VGA,画質を中に設定して1サイクル34時間なので34,000時間の撮影が可能。

一日8時間乗るとすれば11年持つ計算になる。11年間毎日なんて乗れない。そもそも書き込み限界より先に他の原因で3年程度で故障するのがSDカード。

3年持たせるだけなら128GBでなく安価な64GBにすれば良かったかも。

手元スイッチの青LEDは不要

録画状況を確認できる青LEDが点灯するんだけど結構目立つ。スイッチを押すと手動録画も可能だけど押すことは全くない。事故時に押すなんて当然できない。

青が正常,赤が異常で分かりやすいんだけどね。

まとめ

ドライブレコーダーを搭載しているという安心感。煽り運転に対する抑止力。万一の時の証拠。これらを3万円で得られるんだからとってもお得。自分のバイクで一番のカスタムだと感じている。

これからバイクを乗り換えてもドラレコは必ず搭載しようと思える位よかった。GPS搭載や小型,モニター付きなど多種あるが,最低限の安いやつでもカメラが付いているだけで十分。まずは安いやつをお試しあれ。

最後にネット通販で購入するのは自分で取り付けが出来る人だけにして欲しい。

確かにネット通販のほうが本体価格は安いが,バイク屋に持ち込みで取り付けてもらう場合は本体がもう一つ購入できる位の工賃が必要。バイク屋で本体を買うと工賃も割引されるのでトータルで安上がりになる。

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